夜中に2人でした恥かしいこと
ある男の子が夜中にふと眼を覚ましました。彼はお腹がすいていたので、妹も起こして、2人でキッチンに
忍び込みました。
さあそこで、冷蔵庫を開けて色々な食べ物を取り出し、2人で調子に乗って大宴会をしてしまったのです。
翌朝、2人はママからお説教を喰らいます。ママは言いました。
「 夜中にこそこそ悪いことをするなんて、恥かしいことなのよ。そんなことをいつもしていると、バチが当ってお腹がどんどん
大きくふくれちゃうわよ 」 更に男の子は、あんたはお兄ちゃんなんだから、妹にも責任があるのよ、と諭されます。
さて、何日かして、男の子はママと一緒に買い物に出かけた街で、若い妊婦を見かけました。
彼は、その女性のところにすっ飛んで行って、街行く人達にも聞こえるほど大きな声で言いました。
「 ボク、お姉ちゃんが何でそんなにお腹が大きくなったのか知ってるよ。夜中にこそこそ、とっても恥かしいことしちゃってる
でしょ!その時は良い気になってるけど、後からバチが当るんだよ。でも、男の方が責任とるから大丈夫だよ 」
――― これはもちろん冗談話です。でも私達に、物事には原因と結果があることを教えてくれます。
ところでこのお話のように、原因と結果は一緒には歩いていません。私達の眼には、常に結果だけが見えています。
原因は見えません。しかし、結果のあるところには、必ず原因があるのです。あるでき事 ――― 例えば彼とのケンカ、
子供の口答え、上司のイジメ、夫の浮気、などを、何かの結果と把えて、どうしてこういう結果になったのだろうか、と
さかのぼってゆくと、原因が見えてきます。原因をしっかり見究めてから、再びプロセスをし直すことによって、より良い結果を
導き出す、これが私共が確立している心理学的手法です。
世の中の大半のカウンセラーは、例えば離婚問題に当って、夫が浮気したのはいけない、又、手を出したのもいけない。
でも妻の方も無愛想だからいけない、という風に 「 結果 」 をいじくりまわして、どちらがどれだけ悪いかを、わかった
ような顔で諭します。
私共は、どちらがどれだけ悪いかを、あげつらうことはしません。
どちらにどう原因があったか、それはどうプロセスし直せるかに重点を置き、トラブルや
悩みを 「 解決 」 できるように、考え方のソフトを直すお手伝いをいたします。
グチを聞いてあげるだけだったり、説教がましいことを言う 「 相談 」 とは異なる、本格的
「 心理カウンセリング 」 の技術をもって、クライエント ( 依頼者 ) をケアし、又、希望者にその技術を
ご指導しています。